
黒なら、何でもいい人には必要ありません。
でも、黒だからこそ、こだわりたい人へ。
京都の黒染めの技術で、
いつもの黒を、もっと深い黒へ。
派手に変えたいわけじゃない。
赤にしたいわけじゃない。
黄色にしたいわけでもない。
靴を目立たせたいわけでもない。
むしろ、いつもの白。
いつもの黒。
いつものデニム。
そういう服装が好き。
しかし、シンプルだからこそ、
細かいところは少し気になる。
革の質感。
デニムの色落ち。
時計や眼鏡のちょっとした違い。
そして、靴ひもの黒。
誰かに気づいてもらわなくてもいい。
自分が見て、「こっちの黒がいい」と思えれば、それでいい。
極黒染めシューレースは、そんな人のための靴ひもです。
「もっと黒い靴ひも、ないですか?」
実は、この靴ひもを作ろうと思ったきっかけも、
そんなお客さんの一言でした。
当店には、すでに黒い靴ひもがありました。
だから、
「黒ならありますよ。」
で終わってもよかった。
しかし、そのお客さんが探していたのは、ただの黒ではありませんでした。
もっと濃くて、もっと深い黒。
その一言を聞いて、私たちも考えました。
黒い靴ひもは、本当に全部同じなのだろうか。
そして、
もっと黒い靴ひもを作れないだろうか。
そこから、この商品の物語が始まりました。
色を変えない。それでも、靴は変わる。
黒から黒へ。
色だけを見れば、ほとんど変わっていません。
しかし、いつもの黒よりも深い黒を通してみると、白いスニーカーならコントラストが強くなり、黒いスニーカーなら全体がさらに引き締まる。
そして、不思議なことに、
靴そのものまで少し良くなったように見える。
派手な変化ではありません。
だからこそ、このくらいがちょうどいい。
もっと黒くする方法を探して、京都へ。
普通の黒ではない。
もっと深い黒。
では、どうしたらそんな黒を作れるのか。
そこで私たちがたどり着いたのが、
京都の黒染めでした。
そして出会ったのが、五代目黒染師・馬場麻紀さん。
黒染めとは?
婚礼の黒留袖や葬儀の喪服などを黒色に染める伝統技術
京都に都が制定され約1200年が過ぎました。
永年の王宮の地は、四季折々の美しい自然の変化がありました。
周囲の山々の頂きには、春夏秋冬各々の演出が醸し出され、地から湧き出る清い水は、
南北に流れる何本もの美しい清流となり、緑多い自然環境が、色彩感覚の豊富な人々を送りだしてきました。
そして、染色に欠かすことのできない京都の水が染色に適合して伝統ある京染めを生みだしたのです。
黒紋付染は、17世紀初頭に確立されたといわれています。
江戸時代、武士の間で、びんろうじという植物染料による黒紋付が愛用されました。
染料に含まれるタンニンが刀を通さないほど絹地を強くし、護身用として使われたのです。
現代、紋付羽織袴や女性の喪服などが国民の礼服となり需要は高まりました。
京都の黒紋付染は、明治以降ヨーロッパの染色技術や化学染料の導入によって磨かれ、
藍下(あいした)、紅下(べにした)や三度黒(さんどぐろ)などの技法が確立されました。
深みのある黒色が特色です。
探していたのは、私たちだけではありませんでした。
始まりは、お客さんからいただいた、
「もっと黒い靴ひもはない?」
という一言でした。
そこで私たちも、「今ある黒より、もっと深い黒の靴ひもは作れないだろうか」と考え始めました。
そして、より深い黒を求めてたどり着いたのが、京都の黒染め屋でした。
ところが、そこで知ったのは意外なことでした。
黒染めを長年続けてきた職人たちもまた、今ある黒を完成形とは考えず、「もっと黒い黒を作れないか」と追い求めていたのです。
お客さんは、もっと黒い靴ひもが欲しい。
私たちは、もっと黒い靴ひもを作りたい。
そして黒染め屋は、もっと黒い黒を作りたい。
立場は違っても、求めていたものは同じでした。
そして、この3つの「もっと黒く」が重なった先に生まれたのが、極黒染めシューレースです。
誰かが最初から企画した商品ではありません。
お客さんの小さなリクエストから始まり、それに応えようとした私たちと、黒を追い続けてきた職人の探究心がつながって、一本の靴ひもになりました。
三者がそれぞれに追いかけていた「もっと黒く」。
その答えが、この一本です。
一度染めて、終わりではありません。
一度染める。
そして、さらに染める。
なぜ、そこまでするのか。
答えはシンプルです。
もっと黒くしたかったから。
では、本当に違うのか。
「違いが分からない。」
それでも構いません。
でも、
「右の黒が好きだな。」
と思ったなら、この靴ひもはあなた向けかもしれません。
どれほど黒いのか?
黒い靴ひもに、この価値。
高いと思うかもしれません。
実際、黒い靴ひもなら、もっと手頃なものがあります。
そして、当店にもあります。
だから、
「黒なら何でもいい。」
という方には、そちらをおすすめします。
しかし、
普通の黒ではなく、
もっと深い黒が欲しい。
そして、その黒がどうやって作られたのかまで楽しみたい。
そんなあなたにとって、
これは単に「靴を結ぶための紐」ではなくなります。
誰にも気づかれなくてもいい。
黒から、もっと深い黒へ。
おそらく、街ですれ違う人は気づきません。
家族にも気づかれないかもしれません。
でも、靴を履くとき、自分には分かる。
「やっぱり、この黒がいい。」
それで十分だと思います。
黒なら、何でもいい人には必要ありません。
でも、黒だからこそ、
こだわりたい人へ。
極黒染め靴紐
日本の正装の黒紋付きと、洋服を黒染めしている工房です。
今回靴ひもを染めさせて頂きました。
私で五代目になるのですが、明治3年創業、
二代目さんになると国鉄の制服が紺であったように紺色が流行って
三代目さんになりましたら、
四代目さんになりますと黒の喪服専門になります。
ある日、
「黒染め屋言うてるのにそこまで黒くない」
そう思った四代目が「黒より黒い色」
一気に評判になりどうすればあそこまで黒くできるのだろうと他の
五代目の私は家を継ぐ。
生地の染から柄のおこしかた、プリントの色の出し方手法、
「癌、余命2年」
と宣告されました。
そういわれても、家を継ぐなんてまだ考えてもいません。
着物の染料は上から継ぎ足してコクを出し黒くなっていくのですが
「何してるん?」
「わし、癌やから死ぬし仕事終わらさなあかんやろ。」
「え!流したらあかんのちゃうの?」
「ええねん。跡継ぎもいてないし・・・。ご先祖様すみません。
「ええ?あかんやん」
「ええねん、ご先祖様すみません・・・・。」
そう言って拝みながら大切な染料を捨てていました。
何回か「あかんやん」「ええねん」というやりとりがあったのち
「あかんやん」
そう言いながら無意識に私の身体が流れる染料の栓をとめていまし
「なんでやねん。いらん事すんな」
「やるわぁ。」
「なにをやねん」
「染めるわぁ」
「誰が?」
「ハイ!」
手を上げていました。
そこから、四代目は入院をし私が工場に立つようになりました。
私が好きなのは洋服、
HPをリニューアルし大きなことはできないので個人のお客様の染
そんな誰もやっていない洋服を染めかえる特殊な仕事。
色々なアパレルさんともコラボするようになり今回靴ひものお話を
黒でも元の色の影響もあり一定の黒ではなく300種類ほどあると
どの様な靴ひもが来るのだろうと楽しみにしていました。
お好みでお選びいただけるように2種類ご用意いたしました。
おしゃれは足元からというように靴紐だから「こだわりたい」
個性を引き立たせたいという思いが一致してご一緒させていただく
ありがとう。
京都の黒染屋 柊屋新七 五代目
馬場 麻紀
仕様
このページは「極黒染」の商品ページです。
極黒染めの2回染めは四代目が「黒より黒い色」
白色を染めておりますので白くなるための工夫
Style Gallery

- 送料のみのご負担でOK!
- 1度に5種類(5本)まで








